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METALLICA
『RELOAD』
(SRCS8512) 97/11/15
  最初は『LOAD』と二枚組で発売することも考えていたという、
もう一つの『LOAD』。
とはいっても前作『LOAD』のレコーディングから2年経っており、 『LOAD』とはかなり音が違う。(曲が違う、と言うべきか)
『RELOAD』に収められている楽曲の方がヘヴィでラウドになっている。 (インタビューではレコーディングにあたり、30曲の内比較的シンプルな物から録音して行き、 それが『ROAD』になっただけだと言っているが...)
人によって違うだろうが私は『LOAD』よりこっちの方が好きだ。
(これも人の好きずきだが)はっきり言って、ベースのクリフ・バートンが 事故で亡くなってからのMETTALICAは気にくわなかった。
後任のジェイソンを貶すわけではないのだが、 『KILL'EM ALL』に入っているクリフのベースソロ、"PULLING TEETH"に 憧れてベースを弾くようになった僕にとっては METTALICAと言えばベース、だった。

そのため、わたしにとって一番好きなMETTALICAは 『KILL'EM ALL』からクリフが亡くなるまで、つまり『MASTER OF PUPPETS』までで、 それ以降は"嫌いなMETTALICA"であった。 (それでもアルバムが出る度に買ってしまうあたり...)

『KILL'EM ALL』から『MASTER OF PUPPETS』までは、 彼らがどこからきてどこへ行くのがすぐに理解できた。
つまりNWOBHMが彼らのスタート地点であり、 "THRASH"という概念をスターダムへと押し上げた彼らは、 私の最も好きなバンドだった。
しかし、ブラック・アルバム以降は、 彼らの目指すモノが私にはよく理解できなかった。
ひいき目に見ても新しい路線はいいものとはいえない。
何故それまで築き上げてきた様式を捨てるのか?
何故"METTALICA"がそれをやる必要があるのか?
彼らが年を取ったから丸くなったとは考えたくない。

それが、このアルバムを聴いてからちょっと考えが変わってきた。
芸術家には、自己の最高傑作を否定してでも、 常に新しい物を創り出そうとするタイプと 同じ様式で自分自身を深めてゆくタイプの二つのタイプがあるが、 METTALICAはまさしく前者であり、 『KILL'EM ALL』から『MASTER OF PUPPETS』までがクラシックなら、 『METTALICA』以降はモダンという風に考えると、 彼らが何を目指しているのかが分かってくるような気がする。

”アートのレベル。”
『RELOAD』は、そのモダン路線の一つの結実である。

なんだかんだ文句を言いながらもやっぱりMETTALICAは「王者」なんだなと納得してしまうアルバム。
1.FUEL
-Hetfield,Ulrich,Hammett-
2.THE MEMORY REMAINDS
-Hetfield,Ulrich-
3.DEVIL'S DANCE
-Hetfield,Ulrich-
4.THE UNFORGIVEN U
-Hetfield,Ulrich,Hammett-
5.BETTER THAN YOU
-Hetfield,Ulrich-
6.SLITHER
-Hetfield,Ulrich,Hammett-
7.CAAPE DIEM BABY
-Hetfield,Ulrich,Hammett-
8.BAD SEED
-Hetfield,Ulrich,Hammett-
9.WHERE THE WILD THINGS ARE
-Hetfield,Ulrich,Newsted-
10.PRINCE CHARMING
-Hetfield,Ulrich-
11.LOW MAN'S LYRIC
-Hetfield,Ulrich-
12.ATTITUDE
-Hetfield,Ulrich-
13.FIXXXER
-Hetfield,Ulrich,Hammett-


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